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また日本人がノーベル賞を取りましたね!

 みなさんこんばんわ

 店主です。先日、東工大大隅先生がノーベル賞を取りましたね。おめでとうございます。しかも、単独受賞ということは、如何に先生のやられた仕事が、オリジナリティがあったかということかと思います。本当におめでとうございます。
 でも、その研究をやられていたときはあまり注目されていない分野だったということで、さぞその研究にはご苦労が多かったものと推測します。

 今夜の話題は大隅先生も言われている基礎研究のおかれている環境についてです。

 昨今、どうも酸化物超電導体のフィーバーあたりから、基礎研究よりすぐに成果のでる応用研究テーマがもてはやされるようになった気がします。これに、国立大学の法人化がさらに短期的な成果主義に追い打ちをかけてしまったような。。。博士コースには外国人ばかり。こういた状況では、大隅先生の授賞でのお嘆きもごもっともかと思います。若い人で、特に理系を志している方々のなかで、ひたむきにできればドクターコースまで行って、研究者を志す人が増えてほしいと思います。また日本政府もそういう人たちが安心して、研究職に従事できるような制度をもっと整えてほしいと思います(※文系不要論などと暴言をいう人がいますが、私は決してそういうことを言うつもりはありませんので、誤解の無いように。)。
 でも、大隅先生の言うように、あからさまに競ってはほしくないんですよね。みんなが狙って、たぶんそこに解があるというようなところで、1番乗りすることがそれほど価値があるとは思えません。なんていうか分野を切り開くような、そういった研究をしてほしいと思います。
 あまり評論じみて偉そうなことばかり言うと、読者の方々を不快にしてしまうので、この辺にしておきたいと思いますが、最後に1言だけ。
 2番じゃダメなんですか?といった、政治家がいたけど、絶対にダメだと思います。上に書いたことと矛盾するかな、いや、矛盾しませんよね。大隅先生。

 もちろん、Green_Semiconはそういった研究者を半導体でサポートします。

 一応理系の店主