Green_Semiconのブログ

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コンデンサ雑感

 みなさんこんばんわ

 ちょっと、胃腸炎になってダウンしていた店主です。その間も、ご注文頂き誠にありがとうございました。家族の手伝いを得て、出荷も滞りなく行っておりますので、ご心配なく。
 さて、今日はコンデンサの話を少し。。。。
 当店では、お客様にとって使いやすいお店にするために現在、抵抗、コンデンサ、インダクタなどの受動部品を鋭意ラインナップに追加しています。やはり半導体だけだと、こっちのお店で抵抗、こっちのお店で半導体などとあっちこっちのお店に行くのでは、大変だし、運送費のご負担が増えてしまいますよね。
 そんなコンデンサですが、今は亡きカセットテープのイコライザアンプの設計をしていた時の失敗談を少し。当時何にも知らない私は、アンプ部に使われていた1μFのアルミ電解コンデンサを、容量のアップしてきた積層セラミックのコンデンサに交換しました。すると、どうしても意味不明のノイズが発生しました。色々と突き詰めて行くと、どうも、基板の振動をセラミックコンデンサが拾い、それをアンプしてしまっていたようです。たぶんですが、セラミック品は少なからず加わるひずみに対して圧電性があり、振動→発電→ノイズとして混入していたようです。それ以来、アルミ電解って結構、すごいなあ、、、と思うようになった次第です。
 今、ハイレゾ仕様と言って、24bitDACを使用したD/Aの製品を見ますが、こないだ1つ購入して見ると、結構良いアルミ電解コンを使っているのですが、え、こんなところに?ってとこにセラコンも使っているんですよね。数Vに対して24bit刻みですから、ものすごい小ノイズ性が必要とされるのですから、まだまだ、ノイズ的には基板改造の余地は相当あるような気がします。だから面白いのでしょうね。
 でも、当店にオーディオ関係の部品をそろえるのは、財政面でなかなか厳しいですかね。
 次は、外来ノイズ、振動の影響などについて。

では、また。
 店主